どうしても読んで欲しい!『本好きの下剋上』を紹介したい!!

なろう小説読んでますか?

皆さんなろう小説は読んでいるでしょうか?小説読みたいけど買いに行くの面倒くさいと思っている人、面白いかわからない小説にお金を払う余裕がない人には是非小説家になろうを利用してみてください!

 

どうもヌーです。いきなり「小説家になろう」の宣伝をしてしまいました(反省)。ホラー映画を観ようと思っているのですが、久々に読んだなろう小説が面白すぎて止まらないので困っています。

 

という事で今回は自分の中で今、再ブームがきているなろう小説の『本好きの下剋上』を紹介したいと思います。

 

 

本好きの下剋上』の概要

 

あらすじ

本が好きで、司書資格を取り、大学図書館への就職が決まっていたのに、大学卒業直後に死んでしまった麗乃。転生したのは、識字率が低くて本が少ない世界の兵士の娘。いくら読みたくても周りに本なんてあるはずない。本がないならどうする? 作ってしまえばいいじゃない。目指すは図書館司書! 本に囲まれて生きるため、本を作るところから始めよう。(小説家になろう本好きの下剋上から引用)

おススメポイント1.作りこまれた世界観

まずすごいと思うのが作りこまれた世界観です。平民という立場から物語は始まります。まあ、平民の生活はどっかの中世辺りの物を参考にしていると思うのですが、貴族が関わりだすと一気に広い世界が出てくるのですがそれがまあ細かく決めてあるなと思います。

これは私の持論なのですが、”描かれない裏設定が大量にあると感じさせる作品は面白い”です。これはプロットを考える能力と世界を用意する能力が似ていると思うからです。つまり世界観を作りこんでいない物語はプロットもきちんと練られていない可能性が高いです。この作品では90近く存在する神々、20以上存在する領地、垣間見える国の歴史等説明していないけど膨大な設定を感じる場面が多々あります。

 

おススメポイント2.飽きの来ないストーリー展開

 この小説の凄い点としてもう一つはストーリー展開のテンポの良さがあります。

小説を書く上で難しいのはいかに話を読みやすく書くかという事だと思います(書いたことないですけど…)。

なろう小説は玉石混合な訳で当然情報量が多すぎてストーリーの進みが悪くなる読みにくい作品も多々あります。そして、書籍化されるような作品は大抵読みやすい作品が多いです。

その中でもこの作品は上位に入るくらいに読みやすいです。説明する情報とそのタイミングでは説明しない情報を丁寧に取捨選択している感じがします。

 

おススメポイント3.好きなものへの熱意と家族愛

物語を読むうえでメッセージ性って大事な要素ですよね。青春の熱さを伝える作品や命の重さを伝える作品等、メッセージ性は作品の好き嫌いを左右しうる要素です。

この作品のメッセージはずばり”好きを貫くこと””家族愛”です(自分が感じた)。主人公のマインは本のために全力で周囲を変えていきます。マインの姿勢は自分を変えたいと思いつつも変化をためらう人にとって励ましになると思います。そしてすごいスピードで変わっていく周囲であっても家族への愛情を大切にし、時には大好きな本でさえも家族が優先度が超える場面があり周囲で自分を支えてくれる人を省みることの大切さを感じることでしょう。

 

おススメポイント4.圧倒的な分量

私がなろう小説を読み始める上で大事な情報に文字数があります。これは読みごたえがないとすぐに読み終わってしまうからです。

大抵の完結作品は読みごたえを感じると思うのですが、一例を出すとアニメ化する『転生したらスライムだった件』は2,091,226文字です。ラノベ等の単行本の文量はおよそ10万から15万字程度と言われています。小説家になろうでは一分間に読める文字数を仮定して予想読了時間を算出しており『転生したらスライムだった件』の場合は約4,183分(約70時間)です。一日3時間読んでも3週間近くかかる計算なので、読みごたえとしては十分でしょう。

さてそれでは『本好きの下剋上』の文字数はといいますと

5,682,766文字

です。予想読了時間は約11,366分(約189時間)という圧倒的な時間がかかります。もうすさまじい読み応えがありますよね。

 

おわりに

私なりに『本好きの下剋上』の面白さを精一杯伝えようとしたのですが、正直自分の実力不足を痛感しております。私が伝えられる『本好きの下剋上』の魅力なんて本当にわずかなものだと思っております。この記事を通して少しでも読んでくれる方が増えればと願っております。

 

ではでは

 

ホラーシーンの癖が凄い!邦画『クロユリ団地』を観た

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どうもヌーです。

今日もホラー映画紹介です。前回の記事で「もっと怖いホラーを観ないと!」という使命感に燃えていたのに、面白い(笑える)のを引いてしまいました…

もしかして、Amazon Primeにあるホラー映画ってそれほど怖くないんじゃないかと懐疑的になっています。

夏の終わりには、『AmazonPrimeおすすめホラー映画〇選』みたいな記事を書きたいと思っているので食わず嫌いせずに色々観たいと思います。

 

 

映画概要

 

クロユリ団地

クロユリ団地

 

 今回観た作品は『クロユリ団地』です。とりあえず引用あらすじをのっけます!

”毒々しい色の花に囲まれたクロユリ団地。近隣の人々の間では「出る」と噂されるいわくつきのこの団地に、介護士を目指す明日香がなにも知らずに家族とともに越してきた。数日後、明日香は隣室に住む一人暮らしの老人が孤独死をしているのを発見。さらに、団地で出会った寂しげな少年・ミノルとの交流から次々と不可解な出来事に巻き込まれてゆく。それは彼女が味わう恐怖の幕開けに過ぎなかった・・・!”

こんな感じです。

 

主演は、成宮寛貴前田敦子です。前田敦子さんは最近入籍されていたので意外とタイムリーな映画な気がしますね。成宮寛貴さんは覚醒所持等がニュースになったのがまだ記憶に新しいため、まだご活躍されていた時の映画なんだなとしみじみとしてしまいます。

洋画では役者への知識が無さすぎるので役柄のイメージをスッと受け入れられるのですが、日本の役者だと多少は知っているので今回のように役者がニュースになっていたりすると役柄がうまく入ってこない時がありますね。

 

監督は中田秀夫監督で、『リング』や『仄暗い水の底から』等数々のヒットホラー映画を監督し、ジャパニーズホラーを代表する監督の一人と目されています。

良かった点

徐々に解けていく謎

ストーリーの流れはとても良かったです。家族で引っ越してきたことから始まり、お隣の様子のおかしいことや、団地の怖いうわさ話、家族の対応の妙な引っ掛かり、一人ぼっちで遊ぶ少年と少しずつ伏線を張り巡らせていくのは謎解き要素のような感じです。そしてそれらの日常に潜む違和感の原因が徐々に解けていくのは観ていて飽きのこない面白い展開だったと思います。

前田敦子の演技の意外なしっくり

また、前田敦子の演技もかなり予想を超えていました。前田敦子というと元々AKBだし、この映画も売れている時の作品だから大根なんじゃないかなと勝手に思っていたのですが、役柄に救われているのか演技が元々上手だったのかは私には判断できませんが、とてもしっくりと来ていて予想よりも全然気になりませんでした。まあ、このコメントが演技のハードルを上げてしまう可能性は否めませんが。

気になった点

ツッコミどころの多い「霊」との対決

正直途中までは、本当に良かったです。家に帰ったら家族が誰もいなくなっていたシーンなんて、半端じゃない絶望感がこっちまで伝わってきました。

しかし、黒幕が出てきてそれを退治する展開になった瞬間から急に全てが雑になりました。監督が全てを放り投げて急ピッチで撮り直したといわれたら信じてしまうレベルです。

とにかく、癖が凄いんじゃ~!

まず霊媒師の除霊の癖が強い。みんなでめちゃくちゃ狭い部屋でお経っぽくないお経を読んでいる時の皆の顔がめちゃくちゃ癖が強いんです。

そして幽霊が迫っている時の照明の癖もすごいです。水の中にいるかのような光とか、正面から直接赤い光を当てている感じとか、「そんな表現ある~!?」となってもう全然怖くなっている暇がありません!

最後の焼却炉のシーンも全てが雑でした。幽霊の特殊メイクも、炎で焼かれるシーンもひどいと思いました。

まとめ

前半70点、後半10点でトータルは40点みたいな作品です。加えて私はストーリーの展開が良かったと書きましたが、Amazonのレビューを観ていると黒幕のミスリードが事前にTVでばれていたから、ミスリードになっていないという評価もあったので本当に色々と残念な映画だと思います。

しかし、終盤の除霊シーンは新しいホラー映画の表現として挑戦した前衛的な作品という可能性もあるので皆さんの目でぜひ確かめてください!

 

ではでは

恐怖がジリジリと心を削ってくる… 洋画『フッテージ』を観た

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どうもヌーです。ヌーは駄目犬のヌーってことで”イヌ”が本名、あだ名が”ヌー”という設定にしました。どうぞよろしくお願いいたします。ワン(媚)。

 

今回もホラー映画の紹介なのですが、久々に怖いホラーを観ました

最近は、ホラーと見せかけたパニック映画だったり、ホラーに見せかけたコメディだったりとぬるいものばかり見ていたんだなと痛感させられました…もっと怖いものを観ていきたいと思います。

 

映画概要

今回観た作品は『フッテージ』です。

 

フッテージ(字幕版)
 

 毎度のことながらAmazonPrimeで観ることのできる作品です。

こちらも毎度のことながらAmazon様からの引用であらすじを載せておきます。

”ノンフィクション作家のエリソン(イーサン・ホーク)は、一家首吊り殺人事件をテーマにした新作執筆のため、事件現場となったその家に、妻と2人の子供を連れて引越してきた。そして屋根裏部屋で古びた映写機と5本の8mmフィルムを発見する。それら「フッテージ」には、その家で起こった首吊り殺人に加え、時代も場所も異なる溺殺、焼殺、刺殺、轢殺された家族たちの凄惨な殺害現場が写されていた。一体誰が、何のために?それぞれの映像に写り込んでいた不気味な仮面の男と、血しぶきで描かれた記号の意味は? 事件の謎にとりつかれたエリソンの前に、半世紀にわたる邪悪な〈呪い〉が、遂にその正体を現わす―。”

 

監督は”スコット・デリクソン”で、MARVEL STUDIOS作品の『ドクター・ストレンジ』の監督もしています。

良かった点

 

8mmフィルムの怖さ

この映画のタイトルであるフッテージは編集されていない映像(映像素材)のことなのですが、作品の中でもこの8㎜フィルムのフッテージが、ストーリーにおいても恐怖装置としても非常に重要なアイテムとなっています。

 

8㎜フィルムの粗い画質で表される気の狂った殺人の映像は、圧倒的な気味の悪さを感じさせます。感覚で言うと貞子の呪いのビデオが近いでしょうか。理解の追い付かない映像の不気味さは世界に共通する感覚のようです。

また、8mmフィルムの恐怖をより盛り上げるためのSEもとても良かったです。人によっては煽りすぎだろって思うくらい煽ってきます(笑)

 

なかなか出てこないお化け

この映画は100分近くあるわけなんですが、幽霊が出てくるのは最後の30分くらいです。それまでは8㎜フィルムと屋根裏から足音が聞こえるみたいなすごく小さい霊障しか起きません。なのにめちゃくちゃ怖いと思いました

 

これは何でなのかなと考えた時、主人公の心情の表現と、暗闇への人間が持つ恐怖を引き出すのがとても上手なんじゃないかと思いました。

 

まずこの作品は主人公の作家が心情的にとても追い詰められていくんですよね。殺人の映像に対する恐怖と仕事によって家族を安心させなければという責任感にどんどん挟まれていくんです。それがちょっとした出来事に対して過剰に心が動くようになるっていうのがSEを通してとても伝わった来るんです。とても感情移入してしまいました

 

もう一つが暗闇です。この映画ってとにかく暗いんですよね(コントラスト的な意味で)。スマホじゃ暗すぎて観られなかったので、PCに切り替えたくらいです。この映画を観ていると「やっぱり暗いのって不安を掻き立てるな」と再認識します。主人公が暗闇を警戒するからか、ホラー映画と分かっているからなのか、何かが潜んでいる気がして仕方がないんですよね。

気になった点

じれったいかも

これは良かった点ともつながる話なのですが、終盤まで大したことは起きないんですよね。ビビるだけビビらせて大したことが起きないというのは、人によっては怖いと感じることもなく眠くなるかもしれないなと思いました。

出てきたお化けたち

正直この映画の評価ってそんなに高くないんですよね。Amazonでも☆3位の評価が多いです。そしておそらく☆3の原因は、出てくるお化けたちです。

全然怖くないんです。なんだったら可愛いくらいです。お化けが出てきた途端に前半にためてきた恐怖値が急降下します。出てくる呪い的に可愛くなりやすいのは仕方ないと思うのですが、もう少し何とかならなかったのかなと思ってしまいます。

まとめ

前半だけに限って言えば今シーズン観た中でも屈指のホラーでしたが全体でみるとひゅーーんと評価が落ちる、そんな映画でした。

 

興味がある方はぜひ観てみてください。

 

ではでは

アニメと活字好きなら絶対はまる!おすすめなろう小説4選

どうもヌーです。最近ヌーじゃなくて別の名前に変えたいなって思ってます。観てる人も別にいないのでいい名前思いついたら変えます。

 

今日は、ホラー映画紹介ではなくて『小説家になろう』で読むことのできる小説、いわゆるなろう小説のおすすめ作品を紹介したいと思います。

 

 

なろう小説って何?

なろう小説は小説家になろうに投稿されている小説のことです。

小説家になろう”は誰でも簡単に無料で小説を投稿できるサイトで、ライトノベル(以下、ラノベ)というジャンルに当てはまる作品が豊富に公開されています。

投稿された小説は人気が出ることで様々な出版社から書籍化され、最近では人気作品のアニメ化が続々と進んでいます。

 

小説家になろうhttps://syosetu.com/

 

ラノベが無料で好きなだけ読めるという事で、アニメと活字が好きな人は永遠にワクワクする時間を得ることができると思います。

一方で、なろう小説というとクールで俺つえーみたいな主人公ばかりなイメージや、異世界転生で無双するワンパターンなイメージ、作品の数が多すぎてどれから読めばいいのかわからないという人も多いと思います。

もちろんそういう作品も数多く存在しますし、今回お勧めする作品も転生ものしかありませんでしたが、それでもめちゃくちゃ面白い作品が数多く存在するんです!

 

というわけで、今回はそんなワンパターンなイメージを払拭できる面白い作品を選んでみました。

盾の勇者の成り上がり

私がなろう小説にはまるきっかけになった作品です。

主人公が嵌められてとても心情が荒むのですが、そこからの成長と活躍が描かれています。

徐々に出来ること、仲間が増えていくのが読んでいてとても面白いです。主人公の武器が盾というのも戦闘方が特殊で良いです。コミカライズもされており、アニメ化も決まっているようです。

 

 

 

 

本好きの下剋上

 女性が主人公の作品ですが、魔法の要素もあり、心躍る戦闘描写もあり、色々な要素が詰まっています。家族愛や友情、別れ等泣ける場面もあります。

本に関する紙や印刷、インク等の知識もすごいのですが、手芸、商売、貴族社会等ためになる知識も多く誰が読んでも、満足できる作品だと思います。またボリュームも圧倒的なので、ゆっくり読めば1月は読めると思います。

 

 

 

 

 

ライブダンジョン

 ゲームそっくりの世界に召喚されてしまうという作品です。パーティを組んでダンジョンを攻略するという事の試行錯誤の部分がとても丁寧に描写されていて、人間関係や工夫が面白いです。

ライブダンジョン! 支援回復のススメ (カドカワBOOKS)

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ライブダンジョン! 1

ライブダンジョン! 1

 

 

最強呪族転生~チート魔術師のスローライフ

 これはコメディー要素のだいぶ強い作品です。おれつえー系なのですが、主人公の性格が笑える位ぶっ飛んでいるせいで他の作品に埋もれない魅力があります。読みやすいので、シリアスな展開が苦手な方にはとてもおすすめできます。

最強呪族転生 ~チート魔術師のスローライフ~ 1.マーレン族の集落 (アース・スターノベル)

最強呪族転生 ~チート魔術師のスローライフ~ 1.マーレン族の集落 (アース・スターノベル)

 

 

ホラー映画をテーマにしたホラー映画!?洋画『キャビン』を観た

どうも、ブログって皆すごい凝ってるから頑張って真似しようって思った瞬間にやる気が0になったヌーです。

とりあえず、中身とかはいいです。いきなり色々手間をかけようと思っても面倒になるだけなので継続を目標にします。気が向いたら頑張りましょう、そうしましょう。

 

ということで、今日もホラー映画紹介します。

 

 

映画概要

今回観たのはこちら!

 

 『キャビン』です。Amazon Prime会員なら無料で見ることができます。

正直あらすじ無しで見た方が面白いと思いますが一応のっけて置きます。

”小さな山小屋の入り口は、世界の破滅につながっていたー 夏休みに山奥へとバカンスに出かけた大学生5人。古ぼけた山小屋の地下で見つけた謎の日記を読んだとき、何者かが目覚め、一人、また一人と殺されていく。しかしその裏には、彼らが「定番のシナリオ通り」死んでいくよう、全てをコントロールしている謎の組織があった。その組織の目的は?若者たちの運命は?その先には、世界を揺るがす秘密が隠されていた。”

Amazon引用のあらすじはこんな感じで、とても分かりやすいですね。

 

監督はドリュー・ゴダードで、昔話題になった『クローバーフィールド』や、最近公開された『オデッセイ』でも監督を務めています。ドラマで有名な『LOST』の脚本家を担当したこともあるようです。

良かったところ

まず何といってもテーマがとても面白いと思います。この作品のテーマって要約すると、”何故ホラー映画は似たような展開になるのだろうか?”という事だと思うんです。このテーマに対して、秘密組織を用意したり、より巨大な危機を防ぐための儀式だったりと設定があるのですが、私はこの裏方の設定を考えたという点に目から鱗が落ちる気持ちでした。

 

次に、話のテンポがとても良かったです。ホラーって怖いことが起きそうで起きない展開を引っ張り続ける作品だと眠くなることもあるんですけど、この作品は場面もポンポン切り替わるし、コメディ要素も強いので飽きさせないテンポニなっていると思います。私はあらすじを観ずに観賞したのですが、若者五人たちの旅行と地下の秘密組織のシーンの切り替わりに、展開を全く予想できず、ハラハラさせられました。

 

最後に、ホラーに欠かせない化け物も良いところがあったと思います。これに関しては気になる点もあったのですが、良かったところは他作品を連想させるキャラがたくさん出る点です。この映画終盤にはいろいろな怪物が出るのですが、他作品のオマージュと思われるキャラがかなり見受けられました。ホラー映画を見ている人にとってはとても楽しめると思います。

気になったところ

 ぶっちゃけホラー映画じゃない

パッケージ詐欺です(笑)モンスターのパニック映画なんじゃないでしょうか?

 

ゾンビ家族があんまり怖くない!

若者5人たちを襲うゾンビ家族ですが、正直、そこまで怖い見た目をしていません。一人目の被害者が出るあたりまでは恐怖感がありますが、それ以降どんどん怖くなくなっていきます。

 

まとめ

奇抜なテーマとストーリー展開によりホラー映画というジャンルに入るのかわからない『キャビン』ですが、一度は観ていただきたい作品だと思います!

 

ではでは。

【Amazon Prime】『貞子VS伽椰子』を観た

どうもヌーです。

 

またまたAmazon Primeで見られる映画の紹介です。

今回紹介するのは『貞子VS伽椰子』です。これまでは洋画でしたが、今回は邦画ホラーです。

 

貞子vs伽椰子

貞子vs伽椰子

 

 貞子・伽椰子といえば二大ジャパニーズホラーといっても過言では無い超有名作品です。どちらも海外でリメイクされています。

 

しかし、しかしです正直この作品にそれぞれの元となっている、『リング』『呪怨』の様な期待をしてはいけません!

それらの作品のイメージとは切り離した方が良いです!観る上ではそうした方が確実に楽しめるでしょう。

 

とりあえずあらすじです。

”日本ホラー史上最恐の怨念として世界中を恐怖のどん底に突き落とした『リング』シリーズ貞子、『呪怨』シリーズ伽椰子が、同じ世界観のもとで接近遭遇し、まさかの対決へとなだれ込む歴史的スーパープロジェクトが、遂に実現!人気ホラー・シリーズ『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』などで熱狂的なファンを獲得してきた鬼才、白石晃士がメガホンを執り、想像を絶する異次元恐怖の創造に挑戦。そして卓越した演技力と存在感で今や若手のトップ女優となった山本美月と、同世代女子の絶大な支持を集める玉城ティナが、貞子と伽椰子の挟み撃ちに絶叫する美しきヒロインたちを熱演する。”

ってこれあらすじじゃない!

 

要約とか面倒なんで凄く簡潔に説明すると、

”貞子に呪われた女子大生と、伽椰子に呪われた女子高生。二人を呪いから救うための奇策は、貞子と伽椰子をぶつけることによりどちらとも消滅させる作戦!結末はいかに…”

って感じです。

この作品の全体的な感想は、B級ジャパニーズホラーとしてはかなり面白いと思います。

 

まず監督が”白石晃士”だというのが自分としては期待しかありません。白石監督といえば『戦慄怪奇ファイル コワすぎ』シリーズや『ノロイ』、『カルト』といったB級ホラー界の第一人者的存在の方です。

 

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01 口裂け女捕獲作戦 [DVD]

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まあ、正直今挙げた作品の方が私としては見ていただきたいですが、今回は『貞子VS伽椰子』についてお話したいので、白石監督の功績についてはこの辺りで止めておきます。

 

白石監督の作品って微妙に少年漫画っぽいんですよね、霊の描写が妙に強そうだったり、キャラが強いのに気だるげみたいな感じだったりと。

この映画でも、終盤に出てくる霊媒師とかすごく白石作品の特徴が出ています。

 

ストーリーの流れとしては、貞子と伽椰子の呪いについて説明して、その後バトルという流れになる都合上、どうしてもサクサク進んでしまった印象です。特に伽椰子に関するパートは凄く短く感じてしまいました。また貞子に関しても死のタイムリミットが2日と大分短くなっており7日も待っていられるかというストーリー上の都合を感じてしまいました。

 

この映画見どころは何といっても終盤の貞子VS伽椰子でしょう。一進一退の攻防、瞬殺される俊雄、白熱のバトルが繰り広げられます。詳しくは書きませんが、正直この辺りがB級映画感を加速させる演出になっているとは思います。

 

この映画、中盤くらいまでは結構ホラー映画していると思います。貞子による殺害の演出も『貞子3D』に比べると恐怖心を駆り立てます。それを終盤の除霊バトルが見事に打ち消していると思います。これによって、見終わった後には恐怖というよりは妙な高揚感があります。ここ等へんは『カルト』にもつながる物があるので白石作品の魅力なのかもしれません。

 

『貞子VS伽椰子』ぜひ観てみてください!

 

ではでは♪

【Amazon Prime】『パラサイト・クリーチャーズ』を観た

どうもヌーです。

 

ホラーブームの中、パッケージが良さげだったので『パラサイト・クリーチャーズ』を観たので感想を書きます。

 

 パッケージカッコよくないですか?

 

取り合えず、Amazonさんから引用させていただくあらすじ

”科学者と共にアルプス山脈で気象調査を行っている観測基地の管理人ヤネク。ある日、観測機器故障のため山深くに向かった彼らは、氷河の一角が紅く染まっているのを発見する。しかし変異した氷河の調査を開始した矢先、狂犬病に感染したらしきキツネに愛犬が襲われてしまう。治療のため基地に戻るが、突如彼らに未知の生命体が襲いかかる!”

 

カテゴリーとしてはSFホラーになるのでしょうか?

こういうクリーチャー系も大好きです!

 

全体的な評価としては私はまあまあ良いと思います!

 

私が一番気になっていたのはクリーチャーの出来だったのですが、

かなりカッコよかったです!

この作品でのクリーチャーは動物同士の交配種で、一例を挙げると狐+ダンゴムシのキメラみたいなのが出てきます。昆虫が混ざっているのが多いからか印象としては、ホラーっぽいというよりかは、ゲームとかに出てくる感じの外見です。

しかし、クリーチャーの動きは正直機械っぽさを感じてしまいました。全体を通しても低予算な印象を受けるのでB級感の演出には一役買っているのかもしれませんが…

 

こういったホラーSFといえば、キャラたちの魅力も重要だったりします。大抵は主人公とヒロイン位しか生存者が出ないのが定番ですから、性格などからこいつは絶対死ぬなとか、こいつには生きて欲しいとか感情移入してしまいます。

 

今作品のモブで注目していただきたいのは、ずばり女性大臣です!(名前はボデイチェクだったかな?)

マジで、イケメン!!

SFほらーって大体立場が上の人は感じ悪くて、同僚たちが良いやつというのがイメージとしありましたが、この映画は真逆です。同僚は自己保身のくそ野郎しか出てきません!

あんまり言うとネタバレになりますので言いませんが、大臣は感心するくらいイケメンですね。

 

と、ここまでいいことしか書いておりませんでしたがこの映画を面白く仕切れていないのはストーリーです。特に最後の展開は伏線を回収したのでしょうがちょっと唖然としてしまいました。

小道具やキャラが良くても話の展開が良くないと一気に評価が下がるなって思い知らされました。

設定に関しても結構視聴者に伝えきれていないと感じました。特に血から感染するみたいな設定があった気がするのに皆平気で返り血を浴びていくのとかすごく引っ掛かりました。

 

なんやかんや言いましたが、ストーリーの流れとしては王道なのでB級映画としてはおすすめです。観てみてください!

 

ではでは